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上顎複数のインプラント埋入

2020年11月15日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

上顎の歯を多く欠損した場合、その多くは義歯により治療を行いますが、義歯の範囲や大きさによっては

 

・発音しにくい
・気持ち悪い
・外れやすい

 

などの症状が出現することがあります。
どれだけ薄く作っても、歯肉や粘膜の上に義歯がきますので異物感は必ずあります。

 

また出来るだけ違和感がないように小さく作成すると義歯の安定にかけ、外れやすくなったり、義歯が破折してしまったりする原因にもなります。

 

義歯の安定には覆うべき大きさが決まっており、また厚さも基準があります。

 

そのため慣れないとなかなか使用するのが難しい状態になります。

 

それを改善させるためにはインプラント治療となってきます。

 

複数の本数を埋入することで、義歯ではなくブリッジでの被せ物とし普通の歯と変わらないような形で食事を取ることができます。

 

今回も同様に、嘔吐反射などがあり義歯が使えないという方でインプラント治療を希望されました。

 

計画では上顎に4本埋入しブリッジとする計画となります。

 

上のカバースクリューを最終的に締める前段階でのレントゲン写真となります。

 

今回もガイドを使用し埋入。
右上のインプラントは抜歯即時を選択しています。
ちなみに4本同時に埋入しています。

 

ガイドオペの場合は、侵襲性が最小で済むためまとめてのインプラント埋入が可能となります。

 

今後2-3ヶ月後に骨結合の検査を行い最終補綴に移行していきます。

 

上顎の義歯で悩んでいる方は一度ご相談ください。

 

 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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