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インプラント治療+骨造成

2022年6月16日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

上顎前歯部インプラントケース。
動揺し、保存が困難である歯を抜歯しインプラントを計画しているケース。

2本埋入し前歯部はブリッジで補綴。
臼歯部は義歯という2つに分けて作成する予定となっています。
事前CTとプランニングでかなり骨が少なくなっている状態がわかりました。
特に右上。

右上は同時埋入が微妙な状態で、実際にオペ時に開けてみて感染状態で決めようといました。
抜歯し、全層弁で剥離し感染物を除去。
右上はかなり骨が減っており、左に比べるとかなり落ち込んでいました。

右上はインプラントの前に骨造成にて骨を作ることとなりました。
骨面をきれいにしていき、自家骨含めた骨造成を実施。

左上はしっかりと埋入しています。
今回のようなケースは、サージカルガイドは使用せずに行っています。
プランニングはあるのですが、抜歯即時の場合は感染物を取り除いた状態で骨の形態が予想より変わっている可能性がああるため、完全フラップ下で骨面を見ながら治療するのがベストです。

6ヶ月後に再度CTを撮影し骨の回復が確認できれば再度埋入を行っていきます。

インプラントは長期間使用するものです。
時間をかけてでも、長く使えるものに確実にしていきたいと思います。
 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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