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インプラントが絶対的に向かない方

2022年6月30日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラント治療は基本的には、骨があり、特別な全身的疾患がなければ誰でもインプラントは埋入できます。
しかしインプラント治療を断る場合もあります。
 
それは口腔内の清掃不良です。
口腔内の清掃不良ができていない方は当然ながら歯周病リスクやインプラント周囲炎リスクが高くなりインプラントの脱落リスクが高まります。
 
インプラントが長期的に安定しない最大の理由はインプラント周囲炎からきます。
そのため、口腔内を清潔に保てない方や、定期的に歯科医院に通院できない方などはインプラント治療はリスクしかありません。
 
そのような方は管理しやすい義歯などが望ましいと考えられます。
インプラント治療は埋入したら一生安泰というものではありません。
必ず、自身での管理とクリニックでの清掃管理が必須となります。

 

 
インプラント治療希望で来院されましたが、口腔内の清掃不良が顕著。
歯周病のケアを行っていましたが、なかなかセルフケアを行ってくれず歯肉の改善ができないためインプラント治療はNGという判断をしました。
 
自身でのセルフケアがうまくできない理由としては、やらないか、できないのどちらかになります。
パーキンソン病などを抱えている方は、振戦などにより確実にケアができないことが多く磨き残しも出てしまいます。脳梗塞後の方で片麻痺がある場合も同様です。
 
全身疾患的には埋入は問題ない方でも、やはり将来的な予後を考えれば清掃がしっかりできる環境にあるかということが大切となります。
 
インプラント治療でお悩みの方は一度ご相談ください。
 
 
 
 
 
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