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抜歯後に早期インプラント治療が可能な部位
2022年7月6日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療の際に、抜歯後骨ができてからインプラント治療を行うというのが一般的にあります。
インプラントは歯肉に埋入するのではなく、骨内にしっかりと入れて結合させるものですので、対象となる骨がしっかりしていないとインプラント治療は
不可能な状態となります。
右上欠損部にインプラント治療を希望されている患者様。
抜歯後2週間でCT撮影を行いました。
このように、まだ抜いた後が骨の形を見ると残っているのがわかります。
しかし、水平的には骨が十分存在し、垂直的な回復を一部待つという内側性欠損に対する骨回復を待機している状態となります。
このような場合においては、埋入するインプラント径が抜歯した歯の径に近接しているようであれば早期インプラント治療が可能となります。
早期に埋入するメリットとしては、骨吸収を抑えられることが可能性があります。
骨は放置していると吸収してしまうことが多いのですが、早期に埋入することにより吸収を抑えられる可能性もあります。
今回抜歯後1ヶ月程度で埋入することとなりました。
出来るだけ期間短縮できればそれだけ審美回復、咬合回復が可能となり満足度もその他口腔内に対する影響も小さくなります。
インプラント治療に関して気になる方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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