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インプラント前提の抜歯後ソケットプリザベーション

2022年7月15日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
右上保存不可能な歯を抜歯し、インプラント予定。
しかし既存骨が少なく抜歯時に同時にインプラントは不可能であったため、抜歯時に簡易的に骨造成を実施しました。
 
上顎臼歯部の骨造成は主はサイナスリフトとなりますが、抜歯と同時に行える骨造成としては、抜歯し欠損となったところに骨が回復すること。大掛かりな骨造成というより抜歯部位の骨吸収を最低限に抑えるといった形となります。
 
抜歯時にソケットプリザベーションを実施した直後。
手前はインプラントを埋入しています。
 

 
今日はソケットプリザベーション後3ヶ月経過したので次のステップに向けCT撮影を実施しました。
 

 
だいぶ骨が回復してきました。
これでもまだ上顎洞までは距離がありませんので、埋入時に一部サイナスリフトが必要ですが最低限でできそうです。
インプラント前提であれば、抜歯時にできることがあり骨回復維持にとても有利です。
 
早め早めにしっかりと治療計画を決めていくことが重要となります。
 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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