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インプラントと同時骨造成

2022年8月24日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

抜歯後欠損部をそのままにしていると、骨は自然に退縮していきます。
特に唇側より吸収していくのが特徴であり、一番最後まで内側の骨は残っていくため急降下のジェットコースターのような骨形態を取ることが多いです。

欠損部インプラント予定のCT。
反対側は台形のような形をしていますが、インプラント予定部位は三角形のような形をしているのがわかります。歯があることで、骨形体は維持できますがないことにより骨は吸収していきます。

この三角形の状態の骨にインプラントを埋入する際はどのように行えばよいでしょうか。
全てが埋まるように埋入してしまえばそれは深すぎの埋入深度であり、隣接している歯とのバランスが悪くなります。
このような場合は、最も高い内側の骨の高さに合わせて埋入し、ポジションを隣接と合わせ、骨が足りない唇側は骨を追加するような形でインプラント+骨造成を行っていきます。

2次元のレントゲンだとよくわかりませんが、実際は骨造成を行い極端に深すぎる埋入を防止しています。

骨の状態に合わせ最適な設計でインプラント治療を行っています。
 
 
 
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