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インプラントの二次オペで行うこと

2022年10月25日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

インプラント埋入後の待機期間が終了し次のステップに移る時に行うことを今回まとめます。
一般的には、インプラント埋入し初期固定が十分に取れている場合は2-3ヶ月後に再アプローチ、初期固定が弱い場合や骨造成を併用した場合は6ヶ月後に再アプローチを実行していきます。

インプラントも1回法と2回法で実施した方法で2次オペ時に行うことというのは異なっていきますが、2回法を選択した場合は、まず部分的に切開を行い粘膜下にあるキャップを粘膜上に出る長さのあるキャップに変更していきます。
その際にインプラントと骨がどの程度しっかりとくっついているのかを定量的に確認するため、オステルと呼ばれる装置を装着し確認していきます。

ここでの数値が良ければ最終的な補綴に移行するわけですが、骨造成を行った場合などや清掃コントロールが十分ではない場合、数値が待機期間を設けても低い場合は補綴の設計を変更する場合が稀にあります。

インプラント埋入時に十分な初期固定が得られたため2ヶ月後に再度アプローチ。
オステルでの数値も90近く存在したため補綴へ移行。
被せ物までのトータル期間は3ヶ月でした。
まとめると2次オペで行うことは

・部分的な歯肉パンチ(大きな切開や縫合は基本的にはありません、稀にあります)
・オステル数値の確認
・歯肉上にくるキャップへの交換

 
 
 
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