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下歯槽神経に近接したインプラント治療

2022年11月28日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

下顎臼歯部のインプラント治療で考慮しなければいけないポイントが下歯槽神経との位置関係。
下顎臼歯部にいけばいくほど神経との距離は近接していきます。
下歯槽神経は、知覚神経ですが触れたり刺激を加えることで麻痺のリスクが出てきます。
下歯槽神経麻痺の症状としては、知覚鈍麻。
左右で触れた感覚が異なる症状が出たり、いわゆる感覚が麻痺します。

運動神経ではないため、筋肉の動きが悪くなったりすることはありませんので顔面神経麻痺のような口が開きにくい、顔が垂れるなどの症状になることはありませんが、極端な例で言うと右側に麻痺が出現した際には、右側にご飯粒がついていても気がつかないことがあるといった知覚鈍麻が出現します。

神経麻痺が出現した際は、内服をメインとして治癒に向かいます。

下顎臼歯部のインプラント設計。
抜歯後45日でCT撮影していますが、内側性でまだ骨が弱い状態であるため埋入と同時に骨造成が必要となっていきます。
赤丸の部分が神経。神経とインプラントの距離は2.5mmほど離すようにしています。
CTで事前にプランニングすると安心ですね。
安心安全で確実な治療を心がけています。インプラントでお悩みの方はご相談ください。

 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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