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インプラント治療と抜歯、どちらが術後大変?

2022年12月15日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

患者様よりよくインプラント治療は痛そう、ドリルで骨に穴を開けるなんて痛みに耐えらなさそうなどとネガティブなイメージを持つ声を多く聞かれます。

しかし結論としては、インプラント治療よりも抜歯の方が術後の痛みとしては強く出やすい傾向にあります。

骨造成などの特別な外科処置を伴わないインプラント治療においては、術後に大きな感染を起こすこともほとんどないため痛みがほとんど出ないのが実際です。

痛みの原因としては、身体が傷ついたという情報が神経物質を通じて脳に到達し、痛みを感じます。
感染源を取り除く抜歯後などは、治癒過程で周辺組織の血管が収縮し出血し痛みを出現させることが多い印象です。

一方インプラント治療の場合は、感染源を取り切るということではなく新たにインプラント体を埋入する手術であるため、治癒に向けた修復が抜歯後に比べて緩徐であることからインプラント治療の方が術後の痛みは軽度という印象です。

骨造成を伴わないインプラント治療であれば、インプラント治療後の痛みは当日で鎮痛剤を服用したり服用しない程度で大丈夫な方が多い印象です。痛みが出ても2.3日程度、骨造成を伴う場合は、1週間程度あると考えていいと思います。どちらにせよ徐々に引いていきますが。

インプラント治療の場合は抜歯後に起こるドライソケットなどのリスクもないためほとんどないため痛みも出にくいのが実際です。

しかし注意事項もありますので、インプラント治療を検討している方は事前にご相談ください。

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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