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前歯の抜歯即時インプラント、即時荷重

2023年3月7日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
保存ができない歯を抜歯した同日、抜歯してすぐにインプラントを同時に埋入し骨造成を行い仮歯まで装着すること。
抜歯即時インプラント即時荷重と言います。
 
最大のメリットは外科処置が1回で済むこと。
抜歯して治癒したらまた埋入するのではなく、抜歯時に行うので外科的侵襲が少ないのが特徴です。
そして何よりも抜歯前の周囲組織の状態を温存することができる。
これは前歯に対してはメリットが大きい。
 
抜歯することで、粘膜や組織は変化します。
一番は抜歯後に抜歯された部位に組織が陥入してしまうことで骨の退縮と共に歯肉退縮が発生します。
 
しかし、抜歯時にインプラント治療を行うことで抜歯部位への組織陥入が防ぐことができ現状の歯肉のラインを保ち審美的に有効です。
 
特に両隣接している歯が健全な状態であれば尚更インプラント部の歯肉の高さというのは難しくなります。
しかし全てのケースにおいて抜歯即時インプラントが適応されるわけではありません。
当然ながら感染の程度やインプラントを埋入し固定させる骨の状態によります。
事前診査にて条件が揃った場合は抜歯即時埋入を行います。
 

 

 

 
こちらは抜歯即時インプラント即時荷重を行なったケース。
埋入後現在は5年目。
歯肉も退縮せずに経過は良好です。
 
条件は限られますが気になる方がご連絡ください。
 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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