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顎骨の吸収とインプラント

2023年10月20日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

欠損部にインプラント治療を検討している患者様。

事前検査にてCT撮影を行いました。


このように、頬側の骨が大きく欠損している状態。

感染により顎骨が大きく吸収してしまっている状態でした。

このような場合の選択肢は3つあります。

①骨があるところから深めに埋入していく

②傾斜埋入する

③骨造成を行う

①を選択すれば骨造成の必要はありませんが、隣の歯とのギャップが大きくなり物が詰まりやすく、清掃性が難しくなる結果、インプラント周囲炎のリスクが高まります。また審美的にも少し気になる状態となります。

②を選択すると被せ物との角度の違いから脱離を繰り返したり、力の分配がうまくいかずこれもインプラント周囲炎のリスクがあります。

③を選択すると、理想的なポジションにインプラントを埋入することができますが期間と費用がかかります。

個人的には③が長期的にベストだと考えます。

インプラント周囲炎に罹患してしまうと、かなり不安的になるため長期的な予後がとても悪くなります。できるだけリスクはゼロに近づける努力が必要です。

骨がない場合は、作るか、埋入位置を変えるかになります。

その方にあった方法をご提案していますのでお悩みの方はご連絡ください。

 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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