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インプラントの種類
2024年2月13日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
当院ではメインのインプラントをストローマン、もう一つをDIOインプラントを使用しています。
その他にもインプラテックスのインプラントなどもあるのですが、その違いについて今日は解説します。
結論からいうとインプラントは種類の違いによる長期的な差は証明されていません。
唯一あるのが、材質と、インプラントと被せ物の構造でエビデンスがあります。
よって、一定条件を満たせばどれを使っても同じとも言えます。
ストローマンインプラントは昔からあり世界的なシェアがとても高いインプラントで、国内のクリニックも多く導入しています。一方DIOインプラントは新興勢とも言いましょうか、歴史は浅いですがデジタル技術を用いた安全性の高いインプラントとして国内でも導入しているクリニックは増えてきています。アジア圏域から特にオーストラリアなどは導入クリニックが多いとも言います。
機能は一緒だけどブランドが違う。
そんな感じです。
しかし、転勤する可能性がある方やクリニックを変える頻度が高い方はメジャーブランドを選択するのが良いと思います。もちろん転勤先にもDIOなどを導入しているクリニックもあると思いますので事前に確認が必要です。
ちなみにアメリカでは他院で行ったインプラントに関しては一切診ないのが原則です。
他院で行っているインプラントで被せ物が取れたり、割れたりした場合は、インプラントを抜いてやり直すのが基本です。結構割り切っています。
埋入するというのは土台を作る。
どのような環境下で行われて、どのようなオペだったのかがわからない状態で被せ物だけ作って、インプラント周囲炎に罹患してインプラントがダメになったら一体誰の責任になるの?ということです。
確かにその通りと言えばその通り。
私も個人的には、自分が埋入したインプラント以外は抵抗がありますが患者さんに頼まれたら断れないところもあるので、CTなどをしっかり撮影し他院で埋入されたインプラントの状態をチェックして大丈夫そうであれば被せ物を作るようにしています。
インプラントの種類で悩んでいる方は一度ご相談ください。
歴史的背景などが一つ安心感のポイントになる方、ブランド力が安心のポイントになる方はストローマンが良いと思います。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental