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スペースを作ってインプラント
2024年5月17日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損部を放置しているとどうなるか。
歯の移動が起こります。
歯は骨の中で固定されているとはいえ、骨と直接結合しているわけではなく、歯根膜という組織を介して結合しています。
そのためこの歯根膜が移動に関わっています。
抜歯し欠損することによって、例えば横にあった歯はサポートを失い傾斜します。
また噛んでいた歯は噛まなくなるため噛むことで位置がサポートされていたのがなくなり、挺出と言って飛び出てきます。
左上欠損部へのインプラント治療を希望された患者様。
歯根間でのスペースはありますが、奥の歯が傾斜しているのがわかります。
奥の被せ物を外して傾斜を改善。スペースを作成したのちインプラント治療を行いました。
できるだけ欠損したら早く補綴することが望ましいと考えられます。
傾斜し、挺出し、スペースがなくなればインプラントも無理な設計を取らざるを得なくなったり、それにより予後が悪くなることも。矯正治療なども必要になってくることもあります。
欠損したらできるだけ早めに行うようにしましょう。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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