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骨造成後のインプラント
2024年7月31日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療を行う場合に必要な骨。
前提として骨があること、そして口腔内に調和された骨量があることがとても大切です。
調和されたというのは、隣接している歯の骨レベルと近い状態になっているかどうかなど、最終補綴物の形態から考えた上でベストなポジショニングを考えるため、そのベストなポジショニングに骨があることがとても大切となります。
骨造成前の抜歯後の状態。
骨がほとんどないことがわかります。もしこのままインプラント治療を行なったとしたらインプラントは可能ですが、隣の歯に比べ深い深度にポジショニングを取らなくてはいけません。
また神経にも近接してしまいます。
深い深度にポジショニングするとどうなるでしょうか。
シンプルに被せ物が長くなります。見た目上長くならないように歯肉の色をつけてガム付きのホテにすることは可能ですが、根本的には歯冠に該当する部分が長くなるため、清掃性が不利になります。清掃性が不利になるとインプラント周囲炎のリスクが上がります。
今回はこの状態でインプラント治療は行わずに、先に骨造成を実施し6ヶ月後にインプラント埋入しました。
骨質よく、ポジションも理想的な位置に埋入できています。
侵襲性もとても小さく済みましたので術後の負担もほとんどなし。
期間はかかりますが、一生使用するものとし時間をかけて治すメリットはとても大きいです。
インプラント治療でお悩みの方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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