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インプラントは介護になったときに不利なのか

2024年8月16日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラント治療は魅力的だけど、自分が介護が必要になった時は少し心配だという声をたまに聞きます。ご自身が介護を家族や仕事の中で介護の仕事に従事したことがある方で多いのかなという印象です。
 
高齢になり、自身での管理が難しくなったときにインプラント治療は不利なのか。
 
結論はNoです。
 
完全にNoではないのですが、適切にインプラントが埋入されていれば自分でケアができなくなり、介護者が行うケアにおいても十分機能はできます。
 
もし、高齢になり自分でのケアが難しい状態になっていれば、インプラント以外の歯もそもそも残らないですよね。自分でケアができなくても自分の歯が他の方のケアで残せているのであれば、インプラントも問題なく残すことはできます。
 
ではなぜそのような考えが出てくるのか。
 
実際にインプラント周囲炎に罹患している患者さんがいるからです。
 
インプラント周囲炎に罹患し自身でブラシができないとやはり口腔内は辛いです。
 
出血が著しかったり、腫脹を繰り返していたり、排膿していたり。
 
確かにインプラント周囲炎に罹患してしまうと炎症のストップにはとても時間を要し、外科的な処置が必要になってきます。
 
しかし、インプラント周囲炎が起きてしまう最も大きな要因は元々の歯周病の罹患程度と、細菌コントロール、そしてインプラントポジションが重要なポイントとなります。
 
無理して変なポジションに埋入していないか、負担がそこだけ掛かっていないか、清掃が元々できないエリアに埋入していないか。骨から露出して埋入されていないか。
 
インプラントのポジション、条件をしっかりと当てはめて行えばほとんどが問題なく経過するのです。
 
インプラント治療は補綴欠損に対して有益な治療法です。
 
医療者も確実な知識、技術で提供する必要があるのです。
 

 
インプラント治療は当院でも日々行っています。
 
気になる方はご相談ください。
 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

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