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鼻腔に近いインプラント治療

2020年11月21日

 

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

インプラント治療においてプランニング通りに進めることは以前のブログでも説明したようにとても重要です。

再現性の高いインプラント治療

 

 

今回インプラントを行った症例。
左上に他院で過去に埋入されたインプラントがありますが、炎症が出現しそろそろ使えなくなってきました。

 

インプラントオーバーデンチャーというインプラントの上に義歯を入れて使用しているのですが、1本なくなることで安定性が著しく悪くなります。

 

そのため新しくインプラントの埋入を希望。
奥には骨がなく、骨造成もできない状態であったため骨があるところに埋入するという外科主導でプランニング。

 

 

このように、副鼻腔である上顎洞と鼻腔にかなり近接しています。
そして過去のインプラントはかなり骨吸収が起きているのが分かります。

 

 

鼻腔が近いので考慮して埋入。
プランニング通りに埋入。レントゲンは少し角度がついていますがインプラントのフィクスチャーと骨レベルは同じ高さにあります。

 

出血もなくオペ時間は15分程度で初期固定良好、出血もなく終わりました。

 

プランニング通り進むことが改めて一番だと感じます。
侵襲性も最小限ですみますし、何よりセーフティー。

 

CTの正確性と、デジタル化の進歩によりインプラント治療もかなり患者さんにとってハードルが低くなってきています。

 

インプラント治療に不安を抱えている方、オペという感覚が怖いと感じる方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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