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HA インプラント 経過
2021年6月21日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療は年々進化しており、インプラントの表面性状と呼ばれる骨とくっつくための工夫もかなり変わってきています。
10年前ぐらいに世界的に大ヒットしたHAインプラント。インプラントチタンの表面にハイドロキシアパタイトを貼り付けて、オッセオインテグレーションを促すHAインプラント。
私も勤務医の頃にHAインプラントが紹介され使用してきました。
ここ数年はHAインプラントを使用することはないのですが、当時はかなり画期的であり骨が弱い場面や骨造成などと並行して使用されることが多い傾向でした。
こちらはHAインプラント埋入し7年経過している方。
インプラントは良好ですが、奥のご自身の歯が弱くなってきています。
砲弾状の形状のインプラントで、インプラントのスレッドに刃が付いているため埋入しながら広げることができるため初期固定も得やすいのが特徴です。
HAインプラントは現在においては世界的にもインプラントのトレンド的にも使用しなくなりました。
HA加工しなくても十分なオッセオインテグレーションが取れるものが出てきましたし、形状などの変更によりより良くなりました。
現在においては、金属アレルギー特にインプラントで使用されるチタンのアレルギーを考慮してジルコニアインプラントも出てきています。ドイツではほぼジルコニアインプラントになっているとか。
当院でも使用しているstraumannのインプラントにおいても一部ジルコニアが入っていたりなどメタルフリーな動きも出てきています。
今後も進化を止めないインプラント治療。
その時代に沿った最先端の治療をしっかりと提供していきます。
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