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前歯部インプラントと骨造成

2022年7月9日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

前歯のインプラント治療は、機能的にも審美的にも要求の高い部位となります。
また抜歯後に骨の欠損が非常に大きくなりやすい部位でもあるので、骨不足となっていることも多々あります。
今回インプラントを行っているケースも骨が少なく骨造成を併用して行ったケース。



垂直的、水平的にも骨量は不足しています。
鼻腔までの距離は十分あるため、骨に合わせて埋入すれば基本的には骨造成は必要ないのですが、かなり深い埋入となるため被せ物をした際に
すごく長い被せ物になったり審美的にマイナスの可能性があります。

そのため両隣接している歯の骨レベルに合わせながら理想的なポジションを決定。
その後足りない部分を骨造成して埋入しました。



横に見えるのはピン。
骨を足した際に、メンブレンと呼ばれる人工膜を敷いて骨が逃げないようにボリュームダウンしないように固定するためのピンです。
この状態で半年間経過を追います。

インプラント治療で大切なこととしてはまずポジション。
ポジションが最終的に長期的な予後に関連してきます。

気になる方はご相談ください。





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