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2回に分けたインプラント治療

2022年9月8日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

前歯において抜歯即時インプラントと言って、抜歯と同時にインプラント埋入を行うことがあります。
これが可能となるのは前歯の歯根は単根であることが多くインプラントの径や長さの方が太く長いことが多いため抜歯と同時にインプラントを埋入してもしっかりと初期固定が得られる可能性が高いためです。

インプラントは骨と結合すると言われていても基本的に大切なこととして機械的結合が求められます。
埋入後の初期固定は非常に重要とされています。

抜歯前の状態。
歯根が短く吸収しているのがわかりますが、抜歯時に嚢胞をとっていくとかなり大きな骨欠損となりました。
そのため同時埋入はせずに骨造成を実施。
6ヶ月後に通常埋入を行いました。

骨造成後の骨は非常に厚みを持ち硬い良好な状態。
インプラントの初期固定も十分得られました。

期間はかかりましたが、この選択の方が長期的に維持できる可能性が非常に高いです。
インプラントも早期に治すのも大事ですが、長期的に機能することを目標に行っております。

 

 

 

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