ブログ

義歯の方が骨造成をしてインプラントを行う場合

2022年10月24日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

インプラント治療において骨があることはとても大事な要素となります。
骨がなければインプラントは安定せずに脱落する危険が高いため、骨があることが最低条件となり、もし骨がなければ作るなどの治療が必要となっていきます。

しかし不適義歯を装着していた期間が長かったり、欠損部をそのままの状態で放置していることで骨はどんどん吸収してなくなってしまいます。
欠損が大きい場合は義歯を作成するのですが、義歯からインプラントに切り替える際に骨がない場合、骨を作るとボリュームが出るため、今まで使っていた義歯が使えなくなります。

欠損範囲が少ない場合などは外してそのままで待機することが多いのですが、全て欠損しているケースなどは義歯を外していなければいけない期間などもありますので一時的に食事が不自由になることがあります。
今まで使用していた義歯を修理して使用できる場合もありますが、全てではありません。

骨を作るということは粘膜にボリュームが出ますので今までの義歯の外形とは異なっていきます。
強引に今の義歯を使用してしまうことで、せっかく骨を作っても定着しないなど時間とお金と労力の全てがゼロとなってしまいます。

インプラントを埋入したいが骨がなく骨造成の必要性がある患者様。
現在総義歯を使用しているため骨造成を行うことで義歯を一時的に外していなければならない可能性があります。
およそ2週間は外して、その後は裏をくり抜いてと食事が6か月ほど不自由かかる可能性があります。

どの時期に行うのがベストか患者さんと相談しながら進めていきます。
インプラントも口腔内の状態によって治療計画は全く異なります。常に確実な計画を提案していますのでご相談ください。

 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental