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ブリッジかインプラントか
2022年10月29日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損部に対してブリッジかインプラントかで悩まれる方は多くいらっしゃいます。
ブリッジであれば保険治療も適応でもあるけれども健康な歯を削る必要があったり。インプラント治療は外科的な治療なので痛みが心配、保険外診療であるため高額になるのが心配。
歯根破折で今後抜歯が必要な状態。
抜歯後にどのような治療をしていくかで、ブリッジかインプラントのどちらにしようか。
ブリッジの場合は2回ぐらいの治療で終了するため抜歯後1ヶ月ぐらいからアプローチしても2回で終了するので欠損してから3ヶ月以内で終了します。その代わり歯を削らなくてはいけないことと連結されることにより歯周病リスクが高くなることが挙げられます。
インプラント治療の場合は、抜歯後にCT撮影を行いインプラント埋入。状態によっては骨造成などを行うこともあるので最短で3-4ヶ月、骨造成をすると抜歯から6ヶ月ぐらいはかかってしまいます。しかし隣接する歯にかかる負担はなくなります。
それぞれ期間や治療後のデメリットなどを含め一長一短ありますので患者様の生活環境や、そもそもの口腔内環境から複合して考えることが重要になっていきます。
特に口腔内環境においては、
・歯周病の罹患状態
・虫歯のなりやすさ
・食いしばりの有無
・対合している歯の状態
・咬合バランス
上記をよく加味しながら判断していく必要があります。
上記を考えずに補綴処置を行うと、長期的に保存が難しくなる可能性も十分にあります。
全体を考えて治療計画を立案していますのでご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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