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インプラント治療後のメインテナンス

2022年12月28日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

インプラント治療を選択される方は非常に多くいらっしゃいます。
義歯に比べて固定式ですので、安定し違和感もほとんどない。自分の歯のブリッジではないので痛みなどが出ることも少ない。
しかし気がつくと、磨かないようになってしまったり歯科医院にしっかりとメインテナンスに行かなくなってしまったりなどになりがちです。

インプラントは他の自身の歯と同様にしっかりと磨いて、定期的に歯科医院で管理しなければ悪くなってしまう可能性があります。口腔内は特殊な環境で、常に口腔内には細菌がいます。
そして本来無菌状態のはずの、骨と繋がっているのです。
他の組織ではあり得ません。例えば膝の骨が外と繋がっていることはないですよね。皮膚があり、粘膜があり筋組織があり、ようやく骨組織に辿り着く。
しかし口腔内は、外界と骨までの距離が厳密に遮断されているわけではないため、どうしても口腔内の細菌コントロールといった細菌が歯槽骨内に入り込むのを防ぐ必要があります。

ご自身でのセルフケアはもちろんですが、セルフケアでは落とせないバイオフィルムという組織が歯の周り、インプラント周りに形成されるとそこから進行しますので、メインテナンスで確実に落としていく必要があります。
インプラント治療における補償も10年間とありますが、メインテナンスを決められた期間定期的に来院していない場合は、補償対象外となってしまいます。

まずは必ず定期検診にて汚れが取れているか、インプラント周囲炎が起きていないかチェックしましょう。
口腔内はきちんとしたメインテナンスで大半の疾患を防ぐことができます。

 

 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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