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前歯インプラントと抜歯、骨造成
2023年8月7日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
前歯インプラントと保存不可能な歯の抜歯及び嚢胞摘出、並行して骨造成。
もともとブリッジだったのですが、ブリッジの支台の歯に嚢胞が出現してしまい要抜歯となりました。
抜歯後の欠損補綴はインプラントを希望。
もともとブリッジだったのでどのような治療計画にするのか悩み所です。
嚢胞部位へのすぐのインプラントは不可。抜歯即時インプラントはできません。
嚢胞撤去し組織の回復が見られてから行う必要があるので最低でも3ヶ月-6ヶ月は待機期間。
その間は義歯にするのか、もともとブリッジにより欠損補綴していた部位は骨が比較的安定しているため先にそちらに2本埋入。同時に保存不可の歯は抜歯して嚢胞摘出し、骨造成しました。
2本埋入した初期固定は良好のため予定では2ヶ月後に土台を立てて仮歯を装着します。その期間まで義歯で我慢していただきます。
義歯もあまり負荷を粘膜面にかけれないので隙間があります。
奥歯だったらなしで生活できるのですが、流石に前歯はないときついですよね。。
この期間耐えどころです。
2ヶ月後に固定式の仮歯を装着して、6ヶ月後にインプラントを追加で埋入。その2−3ヶ月後にインプラント補綴の完成となりますので1年コースです。
1年コースですが、今後は長期間違和感なく使用できます。取り外す必要もなし。
長期的にみたらこの期間は短いのかもしれませんが短期的には長いですよね。
それでもしっかりやることは大切です。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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