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インプラント1回法

2023年9月13日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

インプラントオペには2つのパターンがあります。

1回法と2回法。

その名の通りなのですが、何が違うかというとオペ後の口腔内が少し違います。

1回法の場合は、オペ後に口腔内にインプラントのキャップやアバットメント、あるいは歯が露出します。2回法は露出せずに歯肉(粘膜)の下にインプラントが埋まっています。

2回法の場合は、インプラントする前と何ら変わらない状態の口腔内です。

2回法を選択した場合は、被せ物に移行する際に口腔内に露出させる必要があるため麻酔して部分的に切開する必要がありますが、1回法は既に1回目で口腔内に露出させているのでその必要がありません。

1回法の方が早く歯肉の形態を作成しやすいのが特徴です。

しかし、1回法はすぐに口腔内に露出するため口腔内の管理が悪い方や、しっかりと歯を磨かない方は感染する原因となります。インプラントが長期的に保持するためには感染を防がなければいけませんので、1回法を選択する場合は、口腔清掃が保てている、指導を行い適切に管理してくれる、埋入時の初期固定が十分であるなどの条件が必要です。

先日1回法で2本埋入。切開縫合もないミニマムな侵襲です。

切開しないと3次元評価が難しいので術後CTでチェックしています。

予定通り部位へ埋入が完了しました。

最近はかなり侵襲度の低いインプラント治療がスタンダードになっています。

気になる方はご相談ください。

 
 
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