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神経に近接するインプラント治療

2024年6月8日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
下顎のインプラントを埋入する時の留意点の一つに下歯槽神経との距離があります。
 
距離をしっかりと安全域含め開けること。
 
開けなければ、下歯槽神経麻痺のリスクが高まります。
 
神経に接していなくても、近接していることによりその骨内の血流や振動により神経が障害されることがあります。
 

 
インプラントを計画した患者様。
 
CT所見を確認すると下歯槽神経にかなり近接していることがわかりました。
 
下歯槽神経まで10mm弱。
 
インプラントの長さは8mmでstraumannを使用します。
 
最近ではショートインプラントなどの直径の長さは、インプラントの長期的な予後に関わらないとされています。
 
どんなに長いインプラントを入れてもインプラント周囲炎になってしまえば変わらないですからね。長いから有利という構図は崩れています。
 
短くても適正なポジションに、磨きやすい環境で入れることが何よりも重要とされています。
 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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