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インプラントの固定方法

2024年6月25日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラントの補綴物の固定方法には大きく二つあります。
 
その時の状態や、噛み合わせとの関係性などさまざまな要素からどちらを選択するか決めていきます。
 
まず一つ目はスクリュー固定。
 
現在はスクリュー固定が大半となっています。
 
私の臨床においても8割はスクリュー固定。
 
スクリュー固定とは、フィクスチャーに対して補綴物をスクリューで固定する方法でセメントを使用しなくて良いことや、リカバリーに対して簡単に外すことができたりする利点もあり多用されます。
 

 
そしてもう一つがセメント固定。
 
インプラント以外の診療において詰め物や被せ物を歯に固定するときはセメント固定一択になります。インプラントの場合においても、フィクスチャーにまず土台となるアバットメントを装着し、その上に補綴物をセメントで固定します。
 
この時に使用するセメントが、仮着用のセメントであったり、本着用のセメントだったり。現在は補綴物にジルコニアを使用することが多くなったこともあり、仮着用のセメントだと外れやすかったりするため、本着用のセメントを使用することが多くなっています。
 
しかし本着用にすると外れないため、もし外す必要が出た場合は壊す必要が出てきます。
 
口腔内でジルコニアを削るのは結構大変なのでスクリュー固定がやはり優勢されます。
 
しかし、スクリュー固定にはある程度のクリアランスが必要だったり、前歯においてはアクセスホールが唇側に出てこないようにインプラントを埋入する角度も考慮する必要があります。
 
スクリュー固定を目指すためには最終的な補綴設計からインプラントの埋入位置を考える必要があるのです。
 
スクリュー固定、セメント固定も一長一短あります。
 
スクリュー固定の場合は固定しているスクリューが緩むこともありますし、セメントの場合は溢れ出たセメントを取り残してしまうことでインプラント周囲炎のリスクもあります。
 
その状態に合わせ判断していますので、ご相談ください。
 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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