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他院で埋入されたインプラントに対する対応
2024年8月21日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラントしたけれど転勤してしまった、事情があって転院せざるを得ない状態になってしまった。このような状況でインプラントの管理はどこがどうやってするの?という問題があります。
一般的にインプラント治療の管理はどこでもできるわけですが、何かトラブルがあった際に対応できるのは埋入したクリニックであれば間違いありませんが、物理的にそうは行かない場合は、対応できるところを探すほかありません。
ではどのようなトラブルが考えられるでしょうか。
– スクリュー固定のスクリューが緩む
– 被せ物が欠ける、割れる
– インプラント周囲炎に罹患する
このようなトラブルが想像されます。
スクリューが緩んでしまった場合はスクリューを締めれば解決されるのですが、そのスクリューを締めるドライバー、実はメーカー独自の形態をしているなどでユニバーサルデザインではないことから、そのメーカーのドライバーではないと合わないなんてことも結構あります。会社利益追求の顧客利便性の無視ですよね。。
そのため、当院ではできないから埋入した医院に行ってくれと言われることが多々あるのではないかと思います。
被せ物が欠けてしまった場合なども、補綴を新製する必要があるのですが型取りなどの装置、ドライバーなどはそのインプラントメーカー専用のものであることがほとんどのため、新たに取り寄せる必要があります。
貸してくれたりすれば良いのですが、メーカーは基本してくれません。
そう購入しなければならないのです。
そのインプラントメーカーを採用していないのにも関わらず、インプラント埋入セットから購入するなんてハードルが高過ぎます。
インプラント周囲炎になった時も同じです。
補綴などを外してコントロールする必要があったり、インプラント自体を抜去しなければいけなくなった時なども機器が必要です。
当院では、ファースト、セカンドパーティぐらいのメーカーであれば対応できるキットを揃えています。サードパーティのメーカーのほとんどは、ファースト、セカンドで対応できるのでよほどニッチでなければ問題ありません。
他院で埋入されていると、当院では一切補償などは対象外となります。
他院インプラントで補綴物新製した場合も補償などはつけられないので注意が必要ですが、治療自体は行うことができます。
他院でインプラントを行い、メインテナンスやトラブルでお困りの方はご連絡ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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