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骨幅が狭い部位へのインプラント治療
2024年11月27日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラントを埋め込むためには、十分な骨の幅が必要です。しかし、骨の幅が不足していると、通常のインプラントをそのまま埋入するのが難しい場合があります。このようなケースでは、大きく2つの方法、骨を増やしたり、細いインプラントを使うなどの方法を選択します。
– **骨を増やす方法(骨造成)** 骨幅が狭い部分に、人工の骨や自分の骨を移植して骨を増やします。
**GBR法(骨誘導再生法)**骨が不足している部分を特殊な膜で覆い、骨が再生するのを促します。
**骨移植**他の部位(顎骨)から骨を移植することで、必要な幅を確保します。
– **細いインプラントを使う方法** 骨幅が狭い部分でも対応可能な、通常より細いインプラントを使用します。ただ臼歯部など大きな負荷がかかる部位には細いインプラントは破折リスクがあるため使用は不能となります。
– **スプリットクレスト法** 骨幅が狭い場合、既存の骨を特殊な器具で広げ、そこにインプラントを埋め込みます。この方法は、骨の幅を増やすと同時にインプラントを埋入できるため、治療期間を短縮できることがあります。
このように治療方法はいくつか存在します。
まずはCTなどにて確実な診査診断を行い、骨造成の必要性があるのか、細いタイプのインプラントを選択することで解決できるのかを把握する必要があります。
気になる方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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