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インプラントの術前検査について

2020年2月22日

 

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

コジデンではインプラント治療時にCT撮影を必ず行うようにしています。

 

流れとしては、インプラント治療を行う方向性が決まった段階で計画作成のための資料取りを行っていきます。

 

どのような資料取りを行うかというと

 

「口腔内写真撮影」→術前の状態を記録しておきます

「口腔内スキャナー」→口腔内をスキャニングしてガイドの作成を行います

「CT撮影」→適正な位置へインプラントを埋入するための精査を行います

 

これを行うことで、理想的なインプラント埋入位置やタイプなどを含め検討することができます。

 

 

このような形で専用のソフトを用いて、設計を行っていきます。

 

このデータを専用のインプラントスタジオに送ることで3Dプリンターでサージカルガイドを作成するのですが

 

専属の歯科技工士さんが、プランニングデータをさらにチェックして問題がないかどうかを精査します。

 

このように、プランニング一つにおいても複数の人が確認し場合によっては相談しながら修正していき、より安全で理想的な位置を目指すようにしています。

 

 

出来上がったサージカルガイドを口腔内に装着したところ。

 

真ん中に開いているブルーの部分が作業スペースとなり、ここの下にインプラントが入っていきます。

 

このガイドの適合は世界最高クラスの適合。
そのため、歯肉を切開しなくてもオペが可能になっています。

 

前歯のケース。

 

 

術前

 

術後

 

やはり一番良いのは、切開していないため歯肉の高さが変わっていないことです。

前歯部においては、切開をすることにより歯肉退縮が起きる可能性がどうしてもあります。

最終的な被せ物で審美的に苦労することもありますので、できるだけ骨を唇側は残すこと、歯肉のラインは変えないことがゴールに向かい大切なこととなります。

 

当院では、ここを目指すため事前のCTや口腔内スキャンなどのプランニングに費用をいただいております。

ただ、この非常に適合の良いサージカルガイドも込みの金額となっており非常に安い設計料です。

 

インプラントが長期的に安定するためには、事前の計画が何よりも大切です。しっかりと事前準備を行うようにしましょう。

 

 

 

 

 

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