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インプラントオーバーデンチャーという選択肢
2021年3月13日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
全て欠損したり、一部欠損することで使用するようになる義歯。
義歯は、歯があれば粘膜支持+歯牙支持。
一本も歯がなければ粘膜支持のみとなります。
粘膜支持による義歯の安定は非常に難しく、様々な作成するためのテクニック的なことがある以外にも欠損部位の骨の厚みや舌や頬粘膜の状態、唾液の量の問題など様々な要素が複雑に絡んできます。
当院では総義歯に関しては、BPSシステムを採用しており保険診療においてもシリコーン印象材を用いた咬座印象を基本とし、ゴシックアーチなどを行い理想的な義歯を目指しますが、それでも患者さんの癖やその他影響により義歯が浮き上がったり外れるなどのことがあります。
特に骨が少なく顎堤と呼ばれる厚みや高さが少ない方だと完全に外れない義歯というのはかなり難しくなります。
そこで、インプラントを部分的に使用した「インプラントオーバーデンチャー」という選択肢があります。
その名の通り、インプラントの上に義歯が来るような形となり、義歯を安定させるための維持装置をインプラントに付与し、そこで固定を行う。
これにより浮き上がりにくく、外れにくい義歯が可能となります。
一見総義歯ですが、内面にはこのように維持装置としてインプラントが2本埋入されている状態です。
インプラントの本数が多ければより安定は増しますが、今まで外れやすく苦労していたかたは、インプラント1本でもその違いに驚きます。
義歯が外れやすく安定剤を使用している方、外れやすく思いっきり笑ったり話すこと、食べることができない方。
インプラントは高くコストが心配な方。インプラント1本で解決されることがあります。
一度ご相談ください。
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