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インプラント治療の流れ

2021年6月24日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

インプラント手術から被せ物までの流れを聞かれたので今日は少しブログでも説明します。
まず最初に欠損部位に対して様々な選択肢の説明を行います。

 

・ブリッジ
・義歯
・インプラント

 

それぞれのメリットやデメリットを説明し患者さんに選択していただきます。

 

インプラント治療を選択した場合はまず事前検査からスタートとなってきます。

 

骨の状態や神経からの距離を把握するためCT撮影を行います。

 

また同時に、口腔内スキャナーで口腔内を撮影していき、コンピュータ上でCTと口腔内スキャナーで読み取った情報をマッチングさせます。

 

 

すると上記のような形でプランニングをすることができます。

 

まずインプラントが通常通り可能なのかどうか、骨があるのかないのか、どのような太さと長さのインプラントが適しているのか。

 

そしてこれらの情報を患者さんに説明の上、インプラント治療の総額費用を説明します。

 

同意を得た上で、インプラント治療を開始します。
まず埋入します。

 

麻酔下にて治療を行います。オペ時間の目安としては1本ではおよそ30分ほどで終了します。

 

その後キャップをしたのち最後にレントゲン撮影を行い終了となります。

 

そして埋入時の骨の状態にもよりますが、次は2ヶ月後となります。

 

2ヶ月後にオステルと呼ばれる、インプラントと骨がどの程度くっついているかの精査を行います。
この数値がよければ、型取りの流れとなります。

 

1回法で埋入しており、オステル数値がよければそのまま口腔内スキャナーでスキャミングを行います。

 

2回法で埋入している場合は、オステル数値を計測したのち歯肉の上に貫通させる高さのあるキャップを装着します。

 

その後3-5日後に来院していただきスキャナーでスキャミングを行います。

 

スキャミング後、およそ7-10日で完成するため装着して終了となります。

 

当院では基本的にスクリュー固定でのインプラントの固定を行っているため、原則セメントなどは使用しません。
そのため仮付という概念がないので、固定を行って問題ないければ終了となります。

 

広範囲のブリッジなどは数ヶ月に一回こちらでスクリューを緩めて外し洗浄という形を取ります。

 

トータルでは順調にいけば被せ物装着まで長くみて3ヶ月。

 

しかし骨が弱く骨造成を並行しなければならない場合や、感染状態が長かった部位などは骨の回復が遅い可能性があるため4ヶ月、長くて6ヶ月ほど経過を追います。

 

特にサイナスリフトや骨造成を行った場合は6ヶ月は確実にみた方が安全だと思います。

 

期間は個人差があるため一概に何ヶ月とは言えませんが、治療の流れは上記の通りとなってきます。

 

より詳細な説明をお聞きしたい方は一度ご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

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