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インプラントオーバーデンチャー
2021年7月3日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
上下に歯を入れていきたいと訴えて来院された患者様。
下顎は残存している右下が動揺が大きく今にも取れそうな状態。左側も脱離している状態でした。
抜歯が必要な部位並びに、義歯を作成していくことに。
しかし顎の骨が奥にかけてかなり平らになってきているため義歯の安定はできるが吸着が難しい可能性を説明。
前歯には比較的骨の厚みがあるためインプラントオーバーデンチャーを提案し行うこととなりました。
2本埋入。
インプラントオーバーデンチャーの場合は出来るだけインプラントの距離を持たせた方が安定が良くなるため、左下は1の位置に埋入。右下は3の位置に埋入しました。
骨植は良好。
あまり深く埋入しないように骨縁ピッタリの位置に埋入しました。
オーバーデンチャーの場合は、深い埋入を行うとその後のアタッチメントなどの清掃性が悪くなることがありますのでティッシュレベルなどのインプラントもしくは骨縁に留めるようが良いとされています。
初期固定も良好。
2ヶ月後に、オステルにてチェックしたのちロケーター装着し、オーバーデンチャーを作成する予定となります。
全て欠損しているケースでも骨がある部位にインプラントを打つことができます。
ご相談ください。
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