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サイナスリフトとインプラント治療

2022年10月4日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

上顎の臼歯部において、欠損後のインプラント治療で課題となるのが骨の量です。
上顎の臼歯部の上方には上顎洞という副鼻腔の一部が存在しています。
この上顎洞の存在により欠損部と上顎洞との間の骨が少なくなりやすく、上顎臼歯部にインプラント治療を行う際に課題となりやすいです。

インプラントを支えるための骨が十分に存在しない時はどうしたら良いでしょうか。
当院ではそのような場合は骨造成を行います。
上顎の臼歯部における骨造成では「サイナスリフト」と呼ばれる骨造成を実施します。

サイナスリフトとは、上顎洞の位置を上方に挙上させて挙上したスペースに骨を入れて作成すること。
これによりインプラントを埋入するための骨ができます。

歯槽側より上顎洞までの距離が少ないことがわかります。
この状態ではインプラントは埋入できない状態です。
そのため上顎洞を挙上させる必要がありそのためにサイナスリフトを行います。

今回の場合は既存骨が3mmありインプラントの初期固定が良好であったためサイナスリフトと同時に埋入を実行しています。
術前のCT診査で確認できるため上顎のインプラントを検討している方は一度ご連絡ください。
 
 
 
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