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その人に合わせたインプラント治療
2023年5月20日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損部へインプラント治療をしたい。
けれども今の時期はお金も家庭でかかるし全てはできない。インプラント治療は現在一部の先天的疾患を除き原則全て自費診療となっています。そのため欠損数によってはかなり高額な治療になることもあります。それが一つ大きなハードルとなりインプラント治療を諦める方というのも実は多くいらっしゃいます。
でも入れ歯だと使えないし、使えずに放置していれば他もどんどん悪くなってしまう。
悪循環ですよね。
実はインプラント治療は欠損に合わせて必ず全ての本数を入れなければいけないということはありません。
右上欠損に対してインプラント治療を希望。
片側遊離端の状態であるためブリッジはできない、義歯かインプラントの選択肢となります。
インプラントの場合は本来であれば3本、ブリッジであれば2本埋入していく必要があります。
そこで今回はご本人様と色々話した結果ひとまず1本で2本の歯を入れることとしました。
カンチレバーという設計。
一生この設計では負担になる可能性が高いのでどこかのタイミングで追加埋入が必要となってきますが、ひとまず入れておくことで、咬合が回復と維持ができる。
それだけでも全然違います。
例えば次の追加しなければいけないインプラントを5年後に行うとしても、全く行わないで5年後を迎えるのと口腔内の状態は異なります。事前に咬合回復しておくことで、他の歯も守られ次の治療が簡素化されます。
インプラントはある程度、オリジナルがきくというか汎用性が高いのが特徴です。もちろんその方の咬合状態、咬合力、歯周病の状態など様々な配慮が必要です。
ただひとまず咬合維持のための最小本数による治療はアリだと思います。
お悩みの方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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