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抜歯からインプラントへの流れ
2023年7月29日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損補綴に対するインプラント治療。
欠損している状態であればすぐにでも治療が可能ですが、残存している歯を抜歯してからインプラント治療となると少し流れが異なります。
インプラント治療は、フィクスチャーと呼ばれる土台を骨に埋め込む手術です。
たまに歯肉に埋めると思っている患者さんもいますが、骨に埋め込む手術です。見える部分は歯肉なので歯肉に埋まっていると思いがちですが、実際は歯肉の下に厚い骨があります。
そのため、骨がないとインプラントは固定することはできません。
一般的に歯を抜歯するとそこに穴が開きます。
もともと歯があったのでそこを取るということは穴が開きます。この穴が開くというのは骨に穴が開くということで、感染源が大きければ尚更骨が大きく欠落します。
そこにインプラントを埋入するためには、骨がある程度治癒しなければなりません。
一般的に言えば、抜歯してから2−3ヶ月で一度CT撮影を行い骨の回復状態を確認します。3ヶ月で骨が完全に出来上がることはないのですがある程度、でき始めてきてこの高さまで回復するという目安がつきます。
そのため完全に骨ができるのは6ヶ月ですが、3ヶ月ぐらいで状態が良ければ埋入までスタートすることがあります。
しかし状態によっては、うまく骨が回復してこないこともあります。感染が大きく欠損が大きい場合などはインプラントするのに骨が足りないということも結構あります。
そのような場合は骨造成や骨移植を実施して骨の回復を待ちます。抜歯後からインプラントまで1年近くかかることもあります。骨の状態をチェックしてから始めます。
一般的には抜歯後3ヶ月ぐらいから。
しかし状態が良いと抜歯と同時にインプラントを行うこともあります。ケースバイケースですね。
そのかたに合わせた診査診断をしていますので気になる方はご連絡ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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