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中隔部へのインプラント埋入

2023年12月25日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 

 
奥歯などの複根ある歯において、感染は骨の弱いところから広がっていきます。
 
虫歯の進行と似ていて、柔らかい部分から広がり硬い部分は残る、感染が拡大すると硬い部分も壊れていくという形になります。
 
よって、早めに感染を取り除くと硬い部分は残りやすいとも言えます。
 
インプラント治療においては骨があることはとても重要になります。
 
初期固定される骨があるのとないのとでは、骨造成の成績やインプラントの長期的な安定性にも関わってきます。
 
今回のインプラント予定部位。
 
破折により抜歯されたケースですが、中隔部に骨が残っています。
 
根があった近心、遠心には骨がないですが、中隔部にしっかりとした骨が残っているため初期固定が可能となりました。
 
中隔部を目指してインプラントを埋入し初期固定を得つつ、近心、遠心の足りない部分に骨を造成していくプランとなります。
 
早めに治療を介入することの優位性はとても大きいと感じます。
 
インプラントでお悩みの方はご連絡ください。
 

 

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