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インプラントの埋入レベルを揃える

2024年1月24日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラントを複数埋入する上でのポイントとして、インプラントの埋入レベルを同じにするということがとても大切です。
 
特に連続してインプラントが並ぶ場合などは埋入深度にギャップがあることで、最終的な被せ物に差が
 
出てしまい物が詰まるようになったり、詰まらなくても清掃不良になりやすくインプラント周囲炎のリスクが高まります。
 
できるだけ清掃形態もシンプルである必要があります。
 

 
左下2本埋入するケースのプランニング。
 
骨の位置に沿わせるように埋入しようとすると手前のインプラントの位置が深くなり神経に近接してしまいます。骨の位置は場所によって異なります。それは抜歯前の感染の状態によって異なるため、抜歯すれば骨の位置が同じになるというわけではありません。
 
しかし、骨の位置を基準にせずに、インプラントの深さを基準とすると手前は浅い埋入となります。
 
浅いとスレッドが露出してしまいインプラントの固定に大きく影響を与えます。
 
そのため骨造成が必要です。埋入と同時に露出するスレッド部分に骨ができるように造成する必要あるのです。
 
骨造成を避けるのであれば、ショートインプラントで埋入深度を深くすれば可能ですが、被せ物ばかり長くなり、清掃が大変になります。
 
ほぼ一生使用するインプラント。清掃が大変になるのは嫌ですよね。できなくなりインプラント周囲炎になるのも困る。誰がやっても磨きやすい環境にする設計は大切なのです。
 
インプラント治療をお考えの方はご相談ください。
 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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