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インプラントを行う前にやるべきこと
2022年6月9日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損部に対してインプラント治療を希望されて来院された患者様。
右下のブリッジが弱くなっており要抜歯状態。
しかし大きな嚢胞が確認できます。
欠損部へのインプラントはすぐにでも可能ですがこの嚢胞を放置してしまうことでインプラントにも影響が確実に出ていきます。
そして口腔内環境。
咬合関係がしっかりと確立していなく、欠けて固定してのひとまず治療の状態が多数存在。
咬合平面などもしっかりと揃えてからインプラント埋入と補綴処置を行った方が将来的な予後もずっと良いことは間違いありません。
患者様には時間をかけてでもしっかりと治療したほうが良いことを説明していきました。
歯科治療に限らず医療においては、とりあえずここの痛みだけ取る、ひとまず困っているところのみやるという治療はもちろん可能です。
しかし、再治療を繰り返さないことを考えて行うためにはまず全体的に考えた包括的な治療が求められます。
痛みがあれば最初に痛みを取り除くことを優先していきますが、痛みが取れてからはしっかりと原因を考えて症状は起こらないような治療を行なっていくことが大切となっていきます。
再治療が多い方、今一度しっかりと全体的に見直していくことが重要です。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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