ブログ
抜歯後どのタイミングでインプラントを行うか?
2022年8月23日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損となったらインプラントで治療していきたいけれどいつ行うか。
インプラント治療を行っていく時期としては
・抜歯同時に即時埋入を行う
・抜歯後2-3ヶ月後に骨の回復を確認して行う
・抜歯後に骨造成し、6ヶ月後に骨の回復を確認して行う
大きく分けると3つ存在します。
インプラント事前診査にてCT撮影を行いました。
抜歯後2ヶ月。
骨がまだできていません。
おそらく仮骨と言って骨はでき始めている状態だと考えられますが、レントゲン所見では周辺骨と比べるとまだまだ弱い状態です。
抜歯となったがどれくらいの期間、どのような状態で置いてあったかによって骨の回復が変わってきます。
特に慢性炎症であった場合は血流が阻害されている場合が多く、抜歯後の治りが悪いことがあります。
今回の場合、数年間慢性炎症の状態で放置されていたこともあり抜歯後の骨回復が緩徐である可能性があると感じました。
この状態では早期にインプラントは行わずにもう1ヶ月後にCT撮影行い状態をチェックすることとしました。
抜歯後どのタイミングで行うかはレントゲン次第と言えばレントゲン次第。
目安としては2ヶ月ぐらいで一度CTを撮影して状態をチェックして決めていく感じになります。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental