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短いインプラント

2023年6月2日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

インプラントには様々なサイズや長さがあります。

一昔前までは長いインプラントとインプラントの生存率に相関があると言われていましたが、現代においてはその考えは誤っているとされ、インプラントの生存率に大きく関与していることとしては適切な位置に埋入すること、咬合関係が適切であること、清掃ができていること、よってインプラント周囲炎が発生しない環境下であることと考えられています。

ショートインプラントと呼ばれる、短いインプラントも各メーカーより多数出てきており、最も短いインプラントで4mmのサイズ。4mmは流石に恐れ多くて使用したことがありませんが、そのようなインプラントもあります。

当院でもショートインプラントは7mmから使用しています。

特に上顎洞に近接しているケースなどはショートインプラントを選択することがあります。

こちらのケースは、上顎洞までの距離が5mm弱。7mmのインプラントをそのまま入れると上顎洞を穿孔してしまいますので、サイナスリフトを行うのと同時にインプラント埋入の必要があります。

しかし既存骨が4mm程度あれば、7mmのインプラントであれば十分な初期固定が得られます。

初期固定が得られると、術後の感染リスクなども低く組織への結合スピードも速いです。

短いインプラントは部位によって適応されます。

治療に対して心配な方はご相談ください。

 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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