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静脈内鎮静麻酔でインプラント

2024年2月10日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 

 
静脈内鎮静麻酔でインプラント治療。
 
インプラント治療のシンプルケースにおいては侵襲性がかなり小さくなってきています。
 
ノンフラップ手術だったり、1回法だったりなどできるだけ最小限での手術が近年実現可能となってきました。しかしながら変わらないのがモーターによる振動。
 
音だったり、振動だったりなどは以前に比べれば小さくなったのかもしれませんが、まだまだ口腔内では大きく感じます。
 
この音や振動が歯科に対して恐怖を感じる最も大きい要素と言われます。
 
今回の患者様も歯科に対して大きな恐怖を感じている状態でした。
 
インプラント治療をしなければいけないけれども怖い。
 
そこで静脈内鎮静麻酔を提案し、鎮静麻酔化で治療を行いました。
 
終わってみると、もう終わったのか、全然わからなかったと安心した様子。
 
鎮静麻酔下での治療は精神的にも肉体的にも患者さんの負担は低いようです。
 
術者側としても、バイタル管理がしやすいのが利点です。
 
緊張状態にある方は、血圧の変動や、心拍の変動が激しく麻酔が効きにくい状態だったり、麻酔をしたら体調を崩しやすかったり。。治療に入る以前の状態のハードルが高すぎて、実際の治療の時間が削られたり、通常治療ができなかったりなど治療自体にも影響が出てきます。
 
鎮静麻酔を行うことで、バイタル管理が非常にしやすくなるため治療自体もスムーズにできることが多く術者にとっても大きなメリットがあります。
 
歯科麻酔で体調悪くなりやすく歯科に通院できずにいる方や、歯科恐怖症の方は、鎮静麻酔という方法のメリットは大きいのでご相談ください。
 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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