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インプラント間同士の距離

2023年1月21日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

複数インプラントを埋入する上で大切なこととして、インプラント間の距離が一つ挙げられます。
インプラント間の距離が遠い分は全く問題となりませんが、中間欠損において複数埋入する場合は、距離をしっかりと把握し設計しなければ、骨吸収の原因になります。

中間欠損に対するプランニング。
幅は14mm存在します。
インプラントを埋入する安全なルールというものが存在します。
インプラント治療も長い歴史がありますので、エビデンスが確立されたことというものもあります。
その一つが埋入における位置です。
隣接する、自分の歯との距離は1.5mm以上あける。インプラント間同士は3mmあける。
よって複数埋入する場合はこのルールに沿って設計すべきなのです。

今回の場合は中間欠損部は14mmの幅が存在します。
上記のルールを考慮すると、直径4.0mmのインプラントが2本埋入できる計算になります。
結構ギリギリになるので、1本を3.8mmにしても良いと思います。

全ては長期的にインプラントが口腔内で安定して維持するために、CTなどを使い分析していきます。
気になる方はご相談ください。

 
 
 
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