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インプラントの種類
2020年8月1日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療において使用されるインプラントは、非常に多くの種類があります。
世界中で100種類以上存在すると言われており、国内においても50種類程度のインプラントが市場に出回っています。
インプラントの材料のほとんどはメーカー独自の規格がありますのでほとんどの場合、異なるメーカー同士では同じ機材を共有できません。
しかしインプラント治療において、被せ物の破折や劣化、固定しているスクリューの緩みなどにより再治療が必要になることがあります。
インプラントを埋入した医院でそのまま永続的に通院できるのであれば、なんの問題もないのですが、転勤や引越しなどに伴い、歯科医院を変える必要があった時は、注意が必要です。
多くの歯科医院において、インプラントメーカーを採用している数は多くて2種類。当院では3種類ですが、実働的な現状は2種類です。
その通院する歯科医院で採用しているインプラントメーカーが、ご自身が入れたインプラントメーカーと一致していれば治療はスムーズに受けれますが、異なる場合は、クリニックによってはできない可能性があります。
というのも、クリニックに導入していないインプラントのやりかえを行う場合は、それに応じた機材を準備しなくてはいけなく、その方だけのために機材を購入し、修理だけに使うというのはコスト的にも大変だからです。
最近では、比較的複数のメーカーと相性の良い修理用のメーカーが出てきたり、低コストで貸し出しなどもできるようになっているので、だいぶよくなりましたが。
以前、お一人だけおられましたが、過去に他院でインプラントを行っている方で被せ物のやりかえを希望された方。
メーカーを聞きましたが、全くわからない・・・
調べてみると、国内未承認のインプラントでした。
国内で受けるインプラント治療では、厚生労働省で認可されたものが使用されるのが原則です。
しかし、歯科医師の責任のもとであれば海外から輸入して患者さんの承諾を得られれば、国内未認可のものでも治療が可能となっています。
患者さんに説明し、当時インプラントを入れたクリニックで行うようにしていただきました。
国内で認可を受けているのであれば基本的に全て当院では対応が可能としています。
転勤や、引越しに伴い歯科医院の変更が必要な場合において、インプラント治療をされた方は、事前にインプラントのメーカーとタイプ、長さなどを事前に聞くようにしましょう。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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