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インプラント後の清掃
2021年7月14日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療後の被せ物後の清掃は非常に重要となります。
特に大臼歯部でのインプラント治療において、欠損部の大きさと清掃性は非常に強く関連しています。
大臼歯部の場合、歯冠幅径が大きく同時に歯根幅径も大きいのが解剖学的特徴になります。
特に右下の歯が残っている部位は両隣接歯との距離も広すぎないですよね。
しかしインプラントを行った場合、このような大きさのインプラントを入れることは不可能となります。
現在インプラント治療で大臼歯部で使用される径で比較的大きいのが5mm
このように欠損範囲に対して5mmのインプラントとなると非常に隣接歯との距離が長くなります。
被せ物は隣接歯と合うように作成しますので、自ずと隙間が生まれますので清掃が必須になります。
歯間ブラシやスーパーフロスなどを使用し清掃していく必要があります。
5mm以上のインプラントを行えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、顎にそこまで大きい穴を開けるのはやはり危険です。骨折リスクなどが出てきますので適正な径というのが存在します。
インプラント治療の前段階で、補綴物の設計を行いどの程度の大きさになるのかがわかるため事前に患者様には清掃が必須になることを説明させていただいております。
インプラント治療してから物がすごく詰まるようになった。
これは補綴物の不適合の可能性もありますが、解剖学的上のことの可能性もあります。
清掃をしっかりとしないと炎症の原因にもなりますので、しっかりと行うようにしましょう。
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