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インプラントに最適な骨の状態
2022年1月6日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
右下欠損部の相談で来院された患者様。
インプラント治療を検討しているが、骨の状態が心配であるとのこと。
インプラント治療においては、ターゲットが骨になってくるため
・骨量
・骨幅
・骨質
・骨免疫力
などが非常に重要になってきます。
骨量が足りないと、神経に近い埋入になってしまったり、上顎洞などに近くなってしまいますし、骨幅が足りないと細いインプラントになってしまいます。
また骨質も非常に重要な項目で、硬すぎても、柔らかすぎても予後として良くない。
また全身的な免疫力が低下した状態であると、感染を起こしてしまったり骨粗鬆症の内服が長期にわたる、継続して注射などを行っていると、インプラント埋入後に感染を起こしてしまうこともあります。
そのため事前診査でしっかりと状態をチェックすることや、全身的な状態について問診していくことが重要となります。
今回のケース
CT像となりますがこのように、骨幅、骨質、骨量全てにおいてインプラントを行うのにあたり最適な状態。
全身的な疾患もなく、体調も良好。
インプラント治療は問題なく受けれることを説明し、次回インプラント治療となりました。
「もともと骨が弱くて」と訴える方もいますが、CTなどの検査を行うと意外と顎骨はしっかりしているということがあります。
自分のイメージでインプラント治療を諦めてしまっている人がいましたら、一度診査しますのでお声かけください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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