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インプラントの骨結合の評価
2022年7月26日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント埋入後に、おおよそ下顎なら〇か月、上顎なら〇か月待ちましょう、ということがあると思いますが、客観的に数値で確認し安心して進むことはとても重要です。
個々で治癒経過は違いますし、インプラント埋入する状況によっても異なります。
長期間欠損で埋入する場合、埋入後の3ヶ月後の骨結合と、抜歯してすぐにインプラント埋入しての3ヶ月後の骨結合状態は一緒であることはありませんよね。
抜歯即時埋入、サイナスリフト同時埋入、骨造成同時埋入など、埋入時期もかなり多岐に渡ることから骨結合の評価は客観的に行った方が良いと考えます。
オステル。
安全で確実なインプラント治療を行う上で必ず必要な器具です。
このオステルISQアナライザは接触せずに計測可能であり
RFA(共鳴振動周波分析)法を用いて1~1000の数値で安定度を表します。
・60以下は低い安定性 65以上は中程度の安定性
・70以上は高い安定性
あまりにも安定性が良くない場合は、最終補綴の設計を変える場合もありますが基本的には最終設計を変えない場所にインプラントを設計するようにしています。
オステルは下記の時に行います。
・即時過重(埋入と同時に仮歯装着)の埋入直後
・骨造成を行った場合の埋入直後
・2次手術後の最終上部構造製作前
気になる方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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