ブログ
ブリッジよりインプラントが明確に適する部位
2022年7月27日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損した際の選択肢としては3つ
・ブリッジ
・義歯
・インプラント
複合的な組み合わせとして、インプラントブリッジ、インプラントオーバーデンチャーが存在します。
ブリッジの場合は全てにおいて適応できるのではなく、Duchangeの指数、ブリッジの抵抗力の計算式というものが存在し、それに沿って適応可能かどうか決まってきます。
要するに既にブリッジができる部位とできない部位は決まっています。
とても力が強い欠損部位に対して両隣だけの支台ではダメなこともあります。
またインレーブリッジや接着性ブリッジなど低侵襲でできる部位に関しても限られています。
右上欠損に対してインプラント治療を行ったケース。手前が綺麗な犬歯で奥が歯根があまり長くない第2小臼歯。
一般的に、犬歯までが前歯でそこから後ろが臼歯という形。前歯は主に水平的な力に対して作用し、奥歯は垂直的な力に対して作用します。
これをブリッジで一緒にすることで脱落や、第2小臼歯の歯根破折リスクが高まります。
また共に未治療の歯を削らなくてはいけないというリスクもあります。
このような場合はやはり単独で考えたほうがベスト。今回はインプラント治療がベストだったということになります。
欠損部に対しては、インプラントではなくブリッジや義歯の方が適する場合もあるのでご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental