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狭い場所へのインプラント治療
2023年5月25日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療において骨の量は大切となります。
なければ骨造成などで骨を作りインプラントを固定させるための骨を作る必要があります。
しかしインプラント治療においてもう一つ大事なポイントがあります。
それはインプラントを埋入する骨の幅、両隣接歯との距離となります。
インプラントは当然のことながらフィクスチャーと呼ばれる本体が確実に骨の中に入っていないといけません。少しでも出てしまえば細菌感染の要因になってしまいますので確実に全て骨に入っている必要があり、また埋入後の生理的な吸収量を考慮して深さもコントロール必要があります。
前歯部へのインプラント治療希望の患者様。事前のCTにて読影していくと上の前歯部の骨が非常に細くなっています。原因としては口蓋側に位置する正中神経の存在。正中神経の菅が太く、前歯のインプラントを埋入する際に太さなどを考えて埋入しなければなりません。
このような狭い場所へのインプラントはナローインプラントと呼ばれる直径3.3mm-3.0mmのインプラントを使用します。当然使用できる部位は前歯や一部小臼歯ぐらいで、大臼歯に使用してしまうと咬合力に耐えられずに破折してしまうこともあります。
今回インプラント埋入はナロータイプのインプラントを使用しました。
4本埋入しています。
狭い場所でもケース次第ではインプラントは可能であることはあります。気になる方はご連絡ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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