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サイナスリフトとインプラント
2024年5月25日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
右上のインプラントを希望されて来院された患者様。
術前のレントゲンにて上顎洞までの距離が2mm程度しか存在せず、インプラントを行うにはサイナスリフトを行う必要性がありました。
埋入本数は1本で、手前は以前インプラントを行なっている状態。
ブリッジの設計にする必要があるので部分的にサイナスリフトを行う必要がありました。
このように骨が少ないのがわかります。
サイナスリフトには治療の仕方が2つあります。
横からアプローチするラテラルウィンドウテクニック。
主に広範囲のサイナスリフトが必要な場合に行う治療となります。
垂直的にアプローチするクレスタルアプローチテクニック。
1歯に限局しますが、インプラントホールを形成しつつ挙上できる治療。
今回は1歯のみのためクレスタルアプローチテクニックで行いました。
初期固定も良好だったので同時埋入で実施。
クレスタルアプローチは盲目的になるので慎重な治療が必要。
ただその分侵襲性が低いため術後の疼痛や腫脹が少ないのがメリットとなります。
上顎洞に近接するケースについてもインプラント治療を行なっていますのでご相談ください。
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