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右側のインプラントプランニング

2021年3月30日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

以前左下にインプラントを行った患者様。
右下も根尖病巣の拡大及び、歯根破折のため抜歯を行い2ヶ月経過。

 

右下欠損に対してインプラント治療を希望されました。
本日はそのプランニング。

 

かなり根尖病巣が大きく進行し、不良肉芽組織が深く認め、骨の回復が懸念されましたが順調に回復しています。

 

厳密には47は近心側で完全に骨が治癒していない状態ですが、47存在部位の分岐部から遠心にかけては骨は確実に認めます。

 

通常通り埋入が可能。47分岐部から遠心あたりをマークとして埋入予定としました。
このような埋入時に気をつけるべきポイントは、「ドリルスリップ」

 

特にフィクスチャー上部の骨が少ない時ややや陥没もしくは、柔らかい場合は初めの起始点から欠損側へ流れやすいのが特徴です。

 

ノンフラップで切開せずに行うオペの場合は、特に方向性を気をつけなければなりません。

 

そのままドリルがスリップした状態で形成してしまうことで、埋入角度が悪くなってしまったりしっかりと骨内にインプラントが収まらないということになりかねません。

 

事前に骨がこのような陥没状態であれば、切開を行い明視化で治療を行うことが何よりも安全だと思います。実際開けてみて、埋入後に骨造成なども可能ですので。

 

切開なしのノンフラップオペは最も侵襲性が低いインプラント治療ですが、しっかりと状態をみて判断していくのがベストだと思います。

 

 

 

 

 

 

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